ゲームのBGMに謎の歌詞を付ける話


要約:X2のバブリー・クラブロスステージBGMは朝日コーポレーションのテーマソングでアバオアクーみたいな建物は朝日コーポレーションの社屋でX5のタイダル・マッコーインステージで旧友に再会した

 

以下本文

子供のころ、プレイしていたゲームのBGMに好き勝手な歌詞を付けて口ずさんだり鼻ずさんだり頭ずさんだりした経験はないだろうか?

私の場合今でも記憶に残っているのがロックマンX2のバブリー・クラブロスステージBGMである。以下歌詞

ア!サ!ヒ!コーポレーションチャッ!チャッ!チャラッ!

ア!サ!ヒ!コーポレーションチャッ!チャッ!チャッ!チャッチャラッチャッ!

以上

朝日コーポレーションというのが当時どこかで聞いた社名なのかどうか分からないしなぜロックマンXと朝日コーポレーションを関連付けたのかも全くわからないがとにかく朝日コーポレーションなのである。当時の私の中でこの曲は朝日コーポレーションのテーマソングであり、ステージ後半の水の中にあるア・バオア・クーのような形の建造物は朝日コーポレーションの社屋だと認識していたのだ。↓これ

これ

そんな珍妙な社歌(?)を作り出した記憶も薄れていた数年後、ロックマンX5をプレイした時にそれは突然訪れた。

朝日コーポレーションだ!!!!!

そう、X5のタイダル・マッコーインステージには同じ水中ステージということもあってかバブリー・クラブロスステージBGMがアレンジされて使われていたのである。

無印ロックマンも含めて、ステージBGMに過去作ステージのBGMを(アレンジしているとはいえ)そのまま使うという例はなかったはずである。X5全体の完成度のせいもあってか手抜きだとか批判されてた記憶があったが私にとっては不意に旧友に再会したかのような感動を覚えていた。

バブリー・クラブロス及びタイダル・マッコーインステージBGMに朝日コーポレーションという言葉を結びつけるのはおそらく世界で私一人だけだろうが、こんな個人的すぎる思い出も自分の人生を形成する記憶の一つなのだと思えばこうして文章に記録しておくのも悪くはないのではと思うのだった。